あかうさぎ 赤兎

あかうさぎ(赤兎)

冬に入っても夏毛のままの色で、雪のなかにいるとすぐに目立って敵や人間に襲われてしまうような兎[うさぎ]のこと。

岩州などでの呼ばれ方で、こういう特徴の兎は捕って食べると病気になって目がつぶれると言われてたそうです。

このような目立ってしまう状態の兎は、「いうことをきかなかったうさぎ」や「ほとけにくまれ」などのように天や神仏の罰を受けた存在という理由づけが伝承として付属してる場合もあったりもします。「としよりうさぎ」なども同様な特徴についてのもの。

和漢百魅缶│2023.01.18
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