ほうじょうせしもの 放生せしもの

ほうじょうせしもの(放生せしもの)

摂州撫凹村の長者が「からがみ」をまつるのを止めたあと、毎月の六斎日に放生してやってた、たくさんの生物たち。

閻魔王庁に訴えられて有罪にされそうになってた撫凹村の長者のもとに千万余人の大人数のすがたになって現われて「この人間の咎ではなく、それは鬼神の咎です、どうぞ救ってあげてください」と主張して、ついに閻魔さまはソチラの言い分を採用したとされます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『日本霊異記』にあるはなしで、閻魔王庁での審判が多数決によって決される展開になってる例のひとつ。撫凹村の長者を極刑にして欲しいと訴えたのは「ごずにんしん」たち。

和漢百魅缶│2026.10.17
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