からがみ 漢神

からがみ(漢神)

つよいちからを持った鬼神などで、おまつりをするときには牛をいけにえとして出して、その肉を食べることが行われてました。

たたりのちからが大きいので、いけにえを毎年欠かすことは出来ない――とされることが多かったソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『続日本紀』には桓武天皇が延暦10年(791)9月に、各地の庶民たちによる「殺牛用祭 漢神」を禁止したとあり、延暦20年(801)4月にも牛をいけにえにすることが重ねて禁止されてます。

『日本霊異記』にも、摂州撫凹村の長者がこれを最初のうちは信奉してたというはなしが見られ、よく知られてました。

『風俗通義』(巻9)に「会稽俗多淫祀 好卜筮 民一以牛祭」と見られるように、大陸では実際、牛をいけにえにしてお祭りする霊廟や鬼神に対する信仰が存在しており、その傾向が各地に見られたということのようです。

和漢百魅缶│2026.10.15
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