摂州撫凹村の長者が「からがみ」をまつるために、7年のあいだ毎年1頭ずついけにえにしてた牛たちのうらみから生じた存在で、あたまが牛でからだが人のすがたをしてます。
そのまま7体の牛頭人身なものがあの世におり、撫凹村の長者に縄をかけて閻魔王庁に引っぱって行き、「この人間を、早くバラバラに切って膾[なます]にする刑にしてください」と主張しましたが、敗訴してます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『日本霊異記』にあるはなしで、閻魔王庁での審判が多数決によって決される展開になってる例のひとつ。
和漢百魅缶│2026.10.16
Design. Koorintei Hyousen 2026