おにのち 鬼の血

おにのち(鬼の血)

源頼光たちによって征伐された大江山のおに達の血で、その飛沫や雫は「蚊」などに化けて人々の生血を吸い取るようになったのだと言います。

☆ 莱莉垣桜文 附註
悪いものの遺骸から人を刺す害虫が発生したというのは、「のみかしらみ」などと同様の構造。

和漢百魅缶│2008.01.04
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