まるで人間のような四肢のある人参[にんじん]で、枝などもすこし普通のものとは異なってたといいます。
毎夜毎夜、人間が呼びかけるような声を発したそうで、どこから声がするのだろうと探した結果、5尺ぐらいの土の底からこれが掘り出されたことがあるソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『広五行記』などに見られたようで、隋の文帝(楊堅)のときにこの「にんじん」が生じたことを載せてます。
よくない前兆としてあつかわれてて、『太平広記』などでは、そこから晋王広(煬帝)が跡継ぎとなった展開と結び付けた文を載せてます。
和漢百魅缶│2024.11.04
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