じごくのつかい 地獄の使い

じごくのつかい(地獄の使い)

正しい道、清らかな心から人間を邪路にみちびいて、地獄におちるような行ないをさせるように仕向ける魔物。美しいすがたになって現われます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
「外面如菩薩内心如夜叉」などと同義に仏家や近世の躾に関する言説などで書かれて来たもの。「ほとけのたね」を絶つなどの表現で用いられたりもします。

和漢百魅缶│2024.09.24
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