かわこぼしのけご 川小法師の家子

かわこぼしのけご(川小法師の家子)

志州越賀村の寺院で、「けご」のすがたで働いてたという「かわこぼし」。

肝を献上しなければいけなくなり、畑仕事に出てた馬を捕まえて来て井戸のなかに引っぱりこもうとしましたが、失敗してあたまのお皿を破損。弱ってしまった状態のをまま、人間に捕まってしまい、以後は悪さをしないという証しとして置いて行った多数の石が残されてたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
「けご」というのは奉公人・女中のことで、奉公することを「けごする」などとも言ってたそうです。

和漢百魅缶│2024.08.27
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