しゃかぎのね 榊の根

しゃかぎのね(榊の根)

肥州天草などで言われてるもので、秋のお彼岸になって山へ入った河童たちがひそんでる、とされるすがたの一ッ。

河童が根になって隠れひそんでる木は、枝葉の枯れてる箇所があるのでシッカリ見ればそれとわかるそうです。

☆ 莱莉垣桜文 附註
榊[さかき]や姫榊[ひさかき]などのような常緑樹の呼び方。

しばのは」や「くろきのね」、「きろきそのね」なども同じような山に入った河童たち。

和漢百魅缶│2024.08.15
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