ちちすいむし 乳吸虫

ちちすいむし(乳吸虫)

赤ちゃんにあげるお乳が余ってしまったときに適当に庭に捨てると、お乳が出て来なくなってしまうのでよくないといわれてました。

蟻[あり]や蚯蚓[みみず]などの虫たちが、庭に無雑作に捨てられたお乳を吸ってしまうと、そのひとのお乳は止まってしまうんだソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
ありにちち」と同様のもの。越中などで言われてたものですが、特に総合的な呼び名は存在しないようです。

乳の出に関する俗信は他にも砂糖がよくないとするもの(「ちぼしむし」)などもあります。

和漢百魅缶│2024.03.05
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