一切智光明仙人に身を捧げた兎王[とおう]と共に、林のなかに暮らしてた数多くの兎[うさぎ]たち。
日頃から兎王の説くおしえにしたがっており、その後、この500匹の兎たちは摩訶迦葉[まかかしょう]をはじめとした五百比丘[ごひゃくびく]として生まれたとされます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『一切智光明仙人慈心因縁不食肉経』などで書かれる系統の「とおう」のはなしに登場する多くの兎たち。
「ごひゃくと」は同様のもの。「にひゃくごじゅうさんじゅしん」も同様に後に比丘になったとされます。
和漢百魅缶│2023.01.04
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