てんじくのゆきおれだけ 天竺の雪折竹

てんじくのゆきおれだけ(天竺の雪折竹)

天竺の「きの森」というところに生えてるとされる大きな竹で、天竺の北のほうの雪がつもって倒れてるようです。

☆ 莱莉垣桜文 附註
獅子舞や神楽のうたの中などでうたわれたりするもの。七五三竹[しめだけ]のはじまりになったなどとうたわれます。「てんじくてんのたけ」などは近いもの。

上野国佐波郡国定・赤城神社・獅子舞の唄「七五三竹」曰
「しめ竹は天竺のきの森の雪折竹 今は御神のしめ竹となる」

和漢百魅缶│2021.03.03
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