子供をお腹に宿したまま死んでしまった女性の幽霊で、夜毎夜毎にお寺の近所の店を訪れて、おやきを買っては中身のあんこを出して捨てて皮を水でふやかし、お墓の中で生まれていた赤ちゃんにそれを与えて育てていた、というもの。
☆ 莱莉垣桜文 附註 「こそだてゆうれい」の飴以外のお菓子を買いに行ってた仲間で、越後中蒲原郡などの昔話に見られたりするもの。
和漢百魅缶│2019.04.16 Design. Koorintei Hyousen 2019