いつも水をのみたがっているけれど、水にちかづくと水が炎のように見えて、まったく水をのむことが出来ず、たまにひとしずくくらいを飲むことが出来るときがあるというもの。
☆ 莱莉垣桜文 附註
「みずよろろ」、「けろけろ」、「きょろろ」など水乞鳥のなかまのひとつ。呼び方については、水が蒸発してしまうほどの熱病に平清盛がなったというはなしを受けたもの。水乞鳥の俗信や伝承は赤翡翠[あかしょうびん]の声やすがたがモトになっています。
和漢百魅缶│2018.05.20
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