家でひとりで留守番をしているおかみさんをたずねて来ては「まま喰いに来た」とか「にぎり飯してくろ」とごはんをたべさせてもらうことを要求しつづけてた妖怪。
おむすびをもらうと、髪のなかにあるあたまのてっぺんの口に投げ入れてもぐもぐ食べてしまったといいます。
羽前最上郡などにつたわる昔話にでてくる山姥です。特殊な口でのごはんの食べ方などは、ごはん食べないお嫁たちと似ています。
☆ 莱莉垣桜文 附註
「ままかせろ」など、ごはんをねだりに来る妖怪のひとつとも言えます。
和漢百魅缶│2017.09.08
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