きりみせのようかい 切見世の妖怪

きりみせのようかい(切見世の妖怪)

浅草などにあった「きりみせ」たちの化けたもの。手の生えた采配[さいはい]をもってます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。『天保雑記』や『浮世の有様』などにある解釈。天保のご趣意で浅草で営業していた切見世などが取締られ店主たちが処罰されたこと受けたものと考えられます。

おかっぴきのようかい」は同じ妖怪のまた別の解釈。

和漢百魅缶│2015.06.19
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