おかっぴきのようかい 岡っ引の妖怪

おかっぴきのようかい(岡っ引の妖怪)

町方でぜいたく品などを厳しく取締りまわった「おかっぴき」たちの化けたもの。手の生えた采配[さいはい]をもってます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。『天保雑記』などにある解釈。天保のご趣意でぜいたく品が禁ぜられたのち、店々を岡っ引がきびしくかぎまわったり、道を歩いてる上等な着物をきた娘が岡っ引に着物をはがれたりしたということを受けてのものと考えられてます。

きりみせのようかい」は同じ妖怪のまた別の解釈。

和漢百魅缶│2015.06.18
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