ぬりかべ 塗壁

ぬりかべ(塗壁)

筑前の遠賀郡につたわるもの。海岸などを歩いてるときに出て来るもので、目の前にいきなり壁のようなものが出来て、前に進めなくなってしまうといいます。足元のあたりを棒などで払うとスッと消えるとヤラ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
前に進めなくなってしまうもので、佐渡の「ふすま」や土州の「のぶすま」や讃州の「たかかべ」、豊州の「いたちのぬりかべ」などはお仲間。

和漢百魅缶│2014.03.08
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