豊前下毛郡の内河野と手月のあいだにあったやぶの道に出たというもの。ひとの目の前をいきなりまっくらにして前に進めなくしたといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註 「ぬりかべ」という呼び名でこの手の化け術をつかってくるのは、豊後や豊前あたりには多かったようです。長州の「きつねのめかくし」なども似たもの。
和漢百魅缶│2013.12.13 Design. Koorintei Hyousen 2013