野州の那須に那須与市[なすのよいち]が建てたという臥牛城をまもってたもの。
お城を建てるときに大量に埋められた牛たちの霊がお城をまもってるようで、敵の軍勢が寄せて来たときは、大きな牛の姿になってあらわれ唸り声をあげたり、あるいは大きな亀のすがたになって水を噴いてあたり一面を霧にしてしまったりして、援護をしてくれたそうです。
☆ 莱莉垣桜文 附註
石見の丸山の「まるやまのだいじゃ」などのように城をまもってくれた存在。
和漢百魅缶│2013.05.31
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