まるやまのだいじゃ 丸山の大蛇

まるやまのだいじゃ(丸山の大蛇)

石州邑智郡の丸山にあった小笠原家のお城にすんでた2匹のだいじゃ。敵が攻め込んできたときなどは、このだいじゃが交互に濃い霧を吹き出してお城をつつんでまもったりしてましたが、毛利家に攻め込まれて篭城をしたとき、たまたまさむらいが庭で弓を射ったところ、小蛇に化けてただいじゃの片方に当たってこれが死んでしまい、霧がはれて丸山城も滅ぼされてしまったんだトカ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
那須の臥牛城の「がぎゅう」などのように城をまもってくれた存在。

和漢百魅缶│2013.04.03
Design. Koorintei Hyousen 2013