下総の佐倉につたわるもので、佐倉城のちかくの杉坂という坂道を夜おそく歩いているとときどきこれが現われて、ひとを進めなくしてしまったというもの。
☆ 莱莉垣桜文 附註 渡辺善右衛門『古今佐倉真佐子』曰 「夜ふけて此坂通れば坂中にかなあみの如く成るあみを張りとうさざる也」
「ぬりかべ」や「みちのなかのいえ」とかのなかま。
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