ぎゅうだいおう 牛大王

ぎゅうだいおう(牛大王)

牛たちの精霊で、もともとは天の神様のひとりでしたが、天から人間に対して発布された「ごはんに三日に一度くえ」という命令を「ごはんは一日に三度くえ」というものにかえたり、凶作にあえいでいる人間たちに対して勝手に天から穀物を降らせてわけてあげたことが罪に問われて地上に落とされ、それ以後、牛の姿となって人間たちの農耕を助ける存在になったんだトカ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
浙江などにつたわっている牛を農耕に使うようになったことについての昔話。「ぎゅうせん」などは似たつくりのもの。

和漢百魅缶│2010.08.25
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