ゆびのしらへび 指白蛇

ゆびのしらへび(指白蛇)

刀などで切り落とされてしまった指が白いへびに変じて動き回るというおばけ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
四世鶴屋南北の『隅田川花御所染』(1814)の女清玄が猿島惣太に斬られる場面など、主にお芝居や絵草紙に出て来るおばけ趣向の一ッ。「やくしゅゆび」などは少し近いもの。 。

和漢百魅缶│2008.01.06
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