編み笠をかぶせてくれたおじいさんに礼をするためにお米をたくさんくれたというお地蔵さま。
おじいさんとおばあさんが眠っているあいだに、おしりのあたりにある穴から夜毎にお米をザザザと出していましたが、あるとき、おばあさんが「この穴ンこを大きくしたら、ようけ出る」と考えて小刀を使っておしりの穴を大きくしたら、それ以来、ひとつぶもお米が出て来なくなってしまいましたとか。
☆ 莱莉垣桜文 附註
「おでえこくさま」などは似たようなもの。
和漢百魅缶│2007.05.04
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