ぶどうざわのだいじゃ 葡萄沢の大蛇

ぶどうざわのだいじゃ(葡萄沢の大蛇)

陸前本吉郡の大島に暮らしてる大蛇で、亀山のふもとにある葡萄沢にいるとされます。

もともとは磐井郡と気仙郡のあいだあたりの山にいた大蛇だったようです。あるとき、もんべえ」という鉄砲の名人に片目を撃たれて、流浪の末に亀山に暮らすようになりましたが、復讐をするために「もんべえ」を探しつづけてるといいます。

街に市場が立つときは、女のすがたに化けて「もんべえ」やその一族がいないか、いつも探しに出てたりしてたソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
「あずきあらいざわのおおがま」も退治してる「もんべえ」ですが、門兵衛・紋兵衛などいくつか用字のブレもあります。

片目を撃たれた場所は、君ヶ鼻山の「すずわら」と呼ばれる地点だと言われており「蛇王権現」の碑が明治16年に建てられてもいます。

和漢百魅缶│2026.07.21
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