人間の顔をしてる大きな魚で、漁をさまたげたり、大声をあげたり、火を起こしたりして人々を困らせてたので、鉄砲隊によって征伐されたとされます。
越中の放生津[ほうじょうづ]から四方[よかた]の海域に出たとされ、体の大きさは3丈5尺ほど。
☆ 莱莉垣桜文 附註
文化2年(1805)に出た「人魚」や「怪魚」「悪魚」とも称される浮説で、この年に実際にそういうものが越中の海で征伐されたわけではないようで、宝暦7年(1757)にも「とやまのにんぎょ」は、ほとんどおなじような内容のうわさが出まわってたようです。
この年の「とやまのにんぎょ」は大きく分けると、おなかの眼の有無に差異があり、「海雷」(かいらい)と呼ばれるものにあたるといった情報がつけられてる場合もあります。
和漢百魅缶│2026.03.13
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