蜂を払う唱えごとのなかに出て来るもの。
原っぱや山で蜂の巣や蜜を取るとき、蜂が近くに飛んで来てあぶないと思ったら、「大虫のわざわい」と3べん唱えておけば、刺されずにすむなどと語られてます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
上州甘楽郡などに見られるもの。「虫」は別に「蜂」を示してるわけではなく、「おおむし」は「応無所住而生其心」の転訛したものと考えられ、「おおむしょうじょう」や「ほうむしゃん」、「おおむしん」とは似たかたちのものです。
和漢百魅缶│2022.10.15
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