うんず 蘊豆

うんず(蘊豆)

奈落で受ける責め苦のたとえとして用いられるもので、獄卒たちに大きな鉄釜で煮られる亡者たちのこと。

他にも大豆[だいず]小豆[しょうず]苦豆[くず]芥子[けし]などがいっしょに挙げられてて、豆つぶや芥子つぶのようにぐるぐるぐつぐつ煮られつつ、上下に対流させられる様子がたとえられます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『中阿含経』巻53 曰
「獄卒手捉以大鉄釜 洞然倶熾 倒挙其身 足上頭下以著釜中 彼於其中彼上或下 或至方維 自体沫出還煮 其身猶如 大豆小豆蘊豆苦豆芥子 著多水釜中 下極然火 彼豆於中或上或下 或至方維 自沫纏煮」

和漢百魅缶│2026.01.10
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