ひとを埋葬するとき、穴をほる場所の地面には「あら麦」をまくといいます。
これを「地を買う」とか「地を買いに行く」などと称してたといいます。これをすることで「地の神」からその場所の地を買い受けるのだと考えられてたソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 紀州などでおこなわれてたもの。麦・灰・塩を苞[つと]に入れたものであったり、麦の代わりに蕎麦を用いたりもしてたようです。
和漢百魅缶│2025.12.07 Design. Koorintei Hyousen 2025