体のなかにいる三尸九虫たちのちからを失くして、寿命をのばすためにおこなわれてたまじない。
庚辰の日に手の爪、甲午の日に足の爪を切っておいて、それを7月16日に焼いて灰にしたものを水といっしょに毎年服用しつづけると、体のなかにいる三尸九虫たちが滅びてゆくとされてました。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『重訂本草綱目』(爪甲)曰
「常以 庚辰日去手爪 甲午日去足爪 毎年七月十六日将爪甲焼 灰和水服之 三尸九虫皆滅 名曰斬三尸」
和漢百魅缶│2025.03.30
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