骸骨たちが牽いてまわる、葱花や鳥居などの飾りのついてる屋根つきのくるま。
☆ 莱莉垣桜文 附註
河鍋暁斎が絵を描いてる錦絵組物『新文教歌撰』の1枚に描かれてるもので、卍亭応賀の添えてる狂歌には「行先[ゆくさき]をふかくは堀[ほり]ぞ穴かしこ送る車のあとはしらなむ」とあります。
明治7年(1874)の作品で、大教院などによるおしえや、神道の復古やその葬祭についてなどを意識して描かれてるもののようですが、直接の素材はハッキリしません。
和漢百魅缶│2025.01.04
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