むかし九州の鐘崎で、神功皇后の船のまえに海の中から現れて案内をした竜神の顔にくっついてたという海鞘[ほや]で、神功皇后はそれを食べて道中安全だったとされます。
筑前宗像郡などで、お正月や旅に出るまえなどに海鞘の味噌漬けを食べることのはじまりのはなしとして語られてました。
☆ 莱莉垣桜文 附註 ここで食べられてる海鞘は「はるとほや」と呼ばれる種類のもの。皮の部分(固い)を用いるそうです。
和漢百魅缶│2025.01.04 Design. Koorintei Hyousen 2025