節季(季節のお節供や年中行事のある日)に、白湯[さゆ]をのみものにすると無実の罪に問われるような状況がふりかかって来るので、「白湯」ではなく「お茶」や「お酒」などを飲むものだと言われてました。
阿州板野郡などでは「節季に白湯を飲むと、人より無実を着せられる」などと語られてたといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
節季には普段とは異なる「よいもの」を飲食する、節季に働かない――などの節季を特別視する要素から来てるもので、「無実の罪に問われる」という部分が主核になってるわけではない(白湯ではなくお茶やお酒を飲めというのが主核)とも言えます。
和漢百魅缶│2024.12.07
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