いすいきょぎょ 伊水巨魚

いすいきょぎょ(伊水巨魚)

伊水にいた大きな魚。

唐のころ、柳沂[りゅうき]というひとが釣り上げて持ち帰ったところ、夜に自分の子供が魚にかじられる夢をみました。子供も大声で泣いてたので訊ねてみると、まったく同じ夢を見てて、夢の中でかじられた胸のあたりに傷があり、かさぶたになってました。

すぐに魚を伊水に戻してやって、僧侶に祈ってもらうと子供の傷はやがてきれいになくなったソウナ。

和漢百魅缶│2024.11.06
Design. Koorintei Hyousen 2024