山にいるという、すごく背の高いかみさま(神人)みたいな存在。
むかし李嬰[りえい]という男が弟といっしょに山で狩りをして大きな鹿[しか]を獲り、肉を切り分けて焼こうとしてたところ、これが山から歩いてやって来ました。兄弟がびっくりして震えてると、手に持った大きな嚢[ふくろ]にその鹿の肉と骨と皮を入れて、山に帰って行ったソウナ。
和漢百魅缶│2024.11.03 Design. Koorintei Hyousen 2024