人間に入り込んだ蠱毒や、蠱によっておこってる病気を消し去ることが出来るという薬草で、治蠱の薬草、治蠱草として知られてたとされます。
夜にこの根を採って来て、甘草を少量まぜてすりつぶし、夜明けに煎じて飲めばよいと語られます。
むかし、主人の病気を治すために「吉財」という名前のしもべがこの薬草を見つけて来たことから、その名を採って薬草の名前になったといいます。
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