しし 獅子

しし(獅子)

豊前の古表神社や古要神社に伝えられて来た傀儡子[くぐつ]たちを用いた人形あやつりに登場する存在。

舞台の東西に登場して控えてる獅子頭で、「おんくろう」や「ぎおん」たちがぶつかりあう神相撲のときは、西方が勝てば右の獅子、東方が勝てば左の獅子が口をぱくぱくしてよろこびます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
傀儡子たちの舞台を清浄にするために最初に出し、最後まで左右に控えてると考えられてます。

和漢百魅缶│2024.09.04
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