ばけかなえ 化け鼎

ばけかなえ(化け鼎)

鼎[かなえ]の化けたもので、踊り跳ねたりします。

☆ 莱莉垣桜文 附註
3世河竹新七『闇梅百物語』(1900)に出て来るもの。お芝居のなかでは持物として蜜柑篭[みかんかご]を持って踊り跳ねたりします。

百鬼夜行を意識したおどりの箇所に出て来ており、清元では「仁和寺」ということばも用いられてて、仁和寺の鼎踊りの故事をひきごとに添加してます。

和漢百魅缶│2024.06.15
Re Design. Koorintei Hyousen 2024