だくいんへんき 濁陰偏気

だくいんへんき(濁陰偏気)

土地の持ってる精気や霊力のちからの均衡が極端にかたよっており、生ずるものにもかたよりが出るという考え方。

かたよりがあるので特定の産物・生物に全く適さないかわりに、適してる産物・生物についてはずばぬけてすぐれたものが存在するといいます。

ただし、このような地は極端であるがゆえに、鬼神や鬼魅のあつまりつどいやすい地だともされます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
対となるのは「せいようちゅうせい」。基本は「せいきせいえい」と同じような考え方。

和漢百魅缶│2024.05.21
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