大きい岩石は、太古のむかしから存在してればしてるほど、すこしずつ成長した結果として大きいのであって、巨大であれば巨大であるほど、ものすごく古い時代から存在してるものだと考えられてました。
☆ 莱莉垣桜文 附註
岩石のできかたについてのむかしの考え方のひとつ。
西川如見『水土解弁』曰
「今の大石は是[これ]近年俄[にわか]に出生したる物にあらず。今の大石こそ則[すなわち]是いにしへの大石なれ。石も年経て成長するとはいへども。中々百年二百年などを経て。小石の大石となれるものにはあらず」
和漢百魅缶│2024.05.18
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