ちがやのは 茅の葉

ちがやのは(茅の葉)

ちがやの葉っぱで、出陣のときの儀式で飲むお酒の瓶子[へいし]に入れると、縁起がよいとされてました。

このとき、瓶子を南あるいは東の方角に向けるとよいとも言われてます。葉はそれぞれ独自の結び方をした上で瓶子に入れるようなことも行われてたようです。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『義経虎巻』巻上などにも「ちがやの葉」を瓶子に入れることの記述が見られます。「ちけん」も同様。

和漢百魅缶│2024.04.27
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