よもざい

よもざい

赤い布でつくられるぬいぐるみで、子供をまもってくれるものとして上巳の節供に飾られます。

初節供のときは33個のよもざいを手足をくくったかたちでつくって、33歳までの厄をすべて背負ってもらうなどと言われてました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
枕崎などで呼ばれてたもので、「よも」「よもざい」というのは「猿」の意味。青い布でつくられたのを「雄」のよもざいと呼んだりもしたようです。「くくりざる」や「さるぼぼ」の仲間。

和漢百魅缶│2024.04.17
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