にょありじゅし 如阿梨樹枝

にょありじゅし(如阿梨樹枝)

悪さをした鬼神や魔物・外道などが、陀羅尼のちからによって罰を与えられた状態のことで、あたまが阿梨[あり]のように七ッに裂け割れてしまってる様子。

☆ 莱莉垣桜文 附註
仏典やお経の注解にしばしばみられる表現。その花実が七ッに裂けるとされてることからのことば。

阿梨[あり]は「いんどめぼうき」のことだとも解釈されてます。華菜・蘭香などとも漢訳されます。

和漢百魅缶│2024.01.28
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