りゅうおうのつかい 竜王の使い

りゅうおうのつかい(竜王の使い)

ちひろの底の竜宮から、八大竜王の使者として現われた竜。

大森彦七[おおもりひこしち]に、壇の浦の合戦のときに悪七兵衛景清[あくしちびょうえかげきよ]が海に水没させてしまった剣を授けにやって来ました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
近世につくられた『剣竜神』[つるぎりゅうじん]という謡曲に登場するもの。

『太平記』に登場する悪七兵衛景清の剣についての説話を題材にして、その入手時の様子として描き足したような内容の曲で、彦七が剣を入手するまでを描いてます。

和漢百魅缶│2024.01.04
Design. Koorintei Hyousen 2024