きしゅう 帰終

きしゅう(帰終)

未来を知るふしぎなちからがあるとされる獣。

☆ 莱莉垣桜文 附註
猩々との対句に出て来る神獣で、来(未来)あるいは往(過去)の組み合わせは資料によって食い違いがあります。

『抱朴子』譏惑 曰
「帰終知来 猩猩知往」

『淮南子』や『論衡』で、猩々は「知往」乾鵠は「知来」と示されてるので、そこと突きあわせると猩々と対になってる帰終は「知来」かと見られます。

和漢百魅缶│2023.12.28
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