しへい 紫萍

しへい(紫萍)

古くなった血(老血)が水辺に流れ出て行くと、うきくさ(萍)になるというもの。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『淮南萬畢術』に説かれてるという考え方。

『初学記』曰
「淮南萬畢術 老血変為萍」

老血が燐火になるといったものに近い雰囲気でもありますが、葉っぱの裏側に血管のような赤い筋があったりすることからの連想で導き出されてるようです。

和漢百魅缶│2023.12.26
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