かんちゅかんちゅ

かんちゅかんちゅ

黒い羽の蝶[ちょう]の一種のことで、これを捕えることは忌まれてたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
南九州で言われてたというもので、楢木範行は「かん」というのは「神」という意味を持ってたのではないかとしてますが、詳しくは不明です。

捕獲することが忌まれてたことについては、他の昆虫たちについての言い伝えと同様、魂そのものあるいは魂が乗ってると考えられてたものの一ッだと考えられます。

和漢百魅缶│2023.11.29
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