鯨[くじら]たちには、僧侶のうまれかわりのものがおり、皮のしたにもう1枚うすい皮が「ころも」のように入ってるのがそのしるしなのだと語られたりしてました。
この皮を「ころも」だと呼ぶことは、肥前の小川島などにみられたといいます。鯨によって富を授かった者はいずれ衰退してしまう運命にあるのは、鯨たちの前世が僧侶なことによるのだと語られます。
和漢百魅缶│2023.11.10 Design. Koorintei Hyousen 2023