しゅうろおう 周老王

しゅうろおう(周老王)

和州の稲戸村に伝わるもの。太古のむかしにいたという存在で、神武天皇によって征伐されたといいます。

それが葬られたのが周老王と呼ばれる山(古墳)で、周老王塚・しゅうろお塚・しゅうろ塚・しゅうろうが塚・しゅうらお塚と呼ばれたり、周老王墳などと書かれたりしてます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
「修羅王」とも字はあてられて考えられてたようです。稲戸村の古い名「稲津」は「米の蔵」(稲積)の意味で、修羅王の米蔵の意味だと付け足されて解説されてもいたようです。

和漢百魅缶│2023.09.15
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